第二詩~真実~

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第二詩~真実~

アタシは驚いた。 確かに聖殿には古い時計台があるが、壊れてしまったのか、アタシが知るかぎりあの時計台が時を刻むことは今まで一度もなかったはずだ。 それがなぜ今更動いているのか。 疑問と好奇心がアタシに迷う暇も与えず体は勝手に自室のドアを勢い良く開けた……
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