祈り唄

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祈り唄

例えば全てを壊すとする。 1日目 自然を壊した。 動物達が逃げようとする。 全て殺してみた。 2日目 小さな島国を壊した。 逃げ惑う人々に空襲を仕掛けてみる。 島国だから逃げ場はない。 3日目 人間を滅ぼしてみた。 泣き叫ぶ人々を問答無用で撃っていく。 地球に人間はいなくなった。 私は人では無いと言われたからだ。 4日目 街を壊した。 昨日まで人間で賑わっていた街は鉄の臭いが充満していた。 壊すまでもなかったが、火を放って全てを燃やした。 5日目 私は自分を壊した。 昨日放った火はまだ燃えていた。 あぁ、地球の火葬だ。 私はそう呟いて燃え盛る炎に身を投げた。 熱かった。初めて死にたくないと思った。 私が壊したモノ達もこんな気持ちだったのだろうか。 壊したモノ達に想いを馳せながら私は呟く。 『いや、私はみんながしていた事をしただけだ…』 ..。o○o。..。o○o。..。 世界平和っていいと思いません? まぁ、私なんかの駄文じゃ書きたい事の10%も表せませんが… つまりは、私は戦争は良くないって事が書きたいわけですよ! 私達には何もできないけどせめて戦争に反対しよう!みたいな(笑 国が勝手に戦争を取り決めて、それにみんなが賛成しちゃうとこの話の主人公さんみたいになっちゃうよ!みたいな。 祈り唄はこの世から戦争とかが無くなるといいな、という事を願い祈る唄なのです。
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