竜騎士になりたかった少女

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 それからもサラは、幾多の救出任務を成功させていった。  サラとアズールの活躍は竜騎士たちの間で広まり、彼女らは「青い閃光」と呼ばれるようになった。  炎を吐けない竜と女性の騎士という、これまでは笑いものであった存在が、今や王国の誇りとなっていた。  戦争が激化するにつれ、サラは敵の情報を収集する任務も任されるようになった。  アズールの速さと静かさを生かし、敵陣の上空を飛んで状況を探り、その情報を持ち帰るという偵察任務である。  敵国上空を飛行し、サラは敵が大規模な攻撃を準備していることを発見した。  すぐに王国に戻り、敵軍の集結の様子を参謀に伝えた。  それにより、王国は迎撃の準備を万全なものとし、敵の攻撃を撃退することができたのだった。 「サラとアズール、君たちの活躍がなければ、我々は大きな被害を受けていたであろう」  国王は感謝の意を表し、二人に勲章を授与した。  サラは国王に答礼した。 「イエス、ユア・マジェスティ」  歴戦の男性竜騎士たちに劣らぬ堂々とした立ち振舞で、サラは勲章を受け取った。

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