プロローグ

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たんぱく質が焦げた匂い。 鼻をつく血液の匂い。 様々な異臭が混ざり合い相乗効果で辺りに今まで嗅いだ事のない異臭が漂う。 空には真っ赤な血しぶきがとび、幼いイナの目にはそれがとても美しいモノのように映った。 イナの目の前には、重なり合った死体が山のようにつまれている。
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