返せとは、言われない気がした

私の中には、まだ彼の香りが残っている。

海月いおり

恋愛 完結
4分 (2,285文字)

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あらすじ

18歳の春、自動車学校で出会った〝彼〟は、甘くて優しい香水の匂いがした。 卒業までの短い時間、私は彼の隣で、その匂いに恋をした。 ――これは、恋なのか。 今もなお、私の中に残り続ける〝匂い〟の話。

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