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佐々本がようやく戻ってきた。
佐々本「フォークを見せてくれ」
柳沢「はいっ!」
佐々本(自信のあるような返事だな。なにか収穫があったのか?)
柳沢は佐々本の言葉を思い出した。そして、構えた。リリースの瞬間指に思い切り力を入れた。
柳沢から放たれたボールは腰から膝あたりまで落ちた。
佐々本(こんな短時間でこれまでの落差を身につけたのか!?センスがずば抜けていい!)
佐々本「落差に関しては◎をあげよう。だが、落ち始めが早過ぎる。これじゃあ打たれてしまうぞ。これからもフォークを磨け!投げ過ぎは肘に負担がかかる。1日20球ぐらいにしろその20球を集中してなげるんだ」
柳沢「はいっわかりました!ありがとうございます」
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