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あれから1年。柳沢宏樹は2年生になりオーバースローにも磨きがかかっていた。
しかし、公式戦には1度も出してもらった事がなかった。
中村監督「柳沢試合に出たいか?だが、まだお前を試合に出す事はできん。3年の投手とお前とではお前の方が劣っているんだ。3年を見て勉強するんだな。」
柳沢「はい。」
柳沢(何故なんだ!オレの方が先輩より技術は上なんだオーバースローもあれから毎日投げ込んで自分の物にしたのに!)
柳沢は思い切って先輩に聞いてみた。
柳沢「先輩オレに足りない物って何ですか?教えてください!」
梶本先輩に聞いてみた。
梶本先輩は光陵高校のエースでかなりの技巧派ピッチャーだ。毎回三振の山を築いている。
梶本「お前に足りない物はな一球にかける想いなんだよ!今のお前はチームのためじゃなく自分のために投げてるだけだ!」
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