―満月の夜―

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自分の席でただひたすら小説を読み上げていく少女… ズレた眼鏡をかけなおし ページをめくる 周りは、その真剣少女の表情に 皆小さな声になり少女に気を使って話している そう…この子は周りを黙らせるくらいの殺気(?)を持っている―… と、言っても本を手にしている時だけだ。
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