聖戦記

1/1
前へ
 /13ページ
次へ

聖戦記

   ーー 聖戦士カブレラは、遂に魔王と対峙した。  激闘を極めた"聖戦"は、選ばれし最後の聖戦士団の活躍により魔王軍の大半を掃討。  しかし、激しい戦闘により魔王の棲まう"玉座の間"に辿り着いたのは、若き聖戦士カブレラただ一人だった。  自身の身の丈より三倍はある"竜"の姿をした魔王との一騎討ちは二晩に及び ーー  三日目の朝  魔王の喉元をひと突きした聖戦士の聖なる槍撃により、決着。人類は勝利する。  数十年続いた魔の曇天は消え去り、朝の眩い光が平和の煌めきを孕み、それは隣国まで降り注いだという。  聖戦士カブレラは国の伝説の英雄となり、以来国民は毎年この日を『聖カブレラの日(セント・カブレラ デイ)』として祝い、平和を祈るようになった。    (伝承「カブレラ聖戦記」要約)    

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>