受賞

薄夏の雨

ねえ 知ってた?

星空

青春 完結
11分 (6,565文字)
降り続ける雨を見上げるのも 二人なら寂しくない

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あらすじ

水泳部の敦(あつし)は、雨の中をわざわざ泳ぎたがる。まるで自分を傷つけるみたいに、嫌いな雨に打たれて。そばにいても縮まらない距離に、準(じゅん)は── ※作中の映画のあらすじとラストの対比に『グラン

目次 ・ 全4エピソード

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感想・レビュー2

描写が繊細で美しい青春

 何故友人は雨中を泳ぎたがるのか。  なぜ彼は水泳部で彼を見つめているのか。  そういう問いを追いながら、美しい描写、青春映画を俯瞰的に観ているような望郷に近い感覚、続きを読みたくなる読後感、そういうレベルのひとつ高いものに触れたような気持ちになりました。  とても素敵な短編でした。  ありがとうございました。
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二人の絆は永遠に

いつものことながら、職人さんの作る陶器のように美しく細部まで丁寧に紡がれた描写にぐっと惹き込まれる思いで読ませていただきました。この映画のシーンは何を意味するのだろう、などと考えながら読み進めていたのですが、最後のページで語られた敦くんの切ない想いに胸が締め付けられ、それでもそんな彼の心に寄り添いたいと強く深く願う準くんの想いに、胸の中に暖かな熱が広がっていくのを感じました。敦くんの心の痛みは、そう容易くは癒えないかもしれませんが……それでも、準くんの支えがあれば必ず乗り越えられると強く思えました(⁠^⁠^⁠) いつか青空の下で最高の笑顔を浮かべる二人が鮮明に脳裏に浮かぶ、陽だまりのように
ネタバレあり
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