邂逅
今回の参加者は市原家の両親と父、それに私達家族
ここが定番のいつメン
斗真さんのお姉さん家族は全員だったり、子供だけ参加の時もある自由参加形
歓談中の両親達…なんとも私は気が晴れない
〝大きくなったね〟って?本当に紘太の小さい頃を知ってる人なのかな…
それとも…人騒がせな勘違い?あぁもやもやする…
ずっと隣にいたと思っていた斗真さんはいつの間にかセンターハウスのカウンターにいて、そこからまっすぐ父の元へと歩いていき、斗真さんの話に父が驚いてる
「なに?どうしたの?」
良くない気配を察したお義母様が子供達を連れてお土産コーナーへと向かった…
「さっき紘太に話しかけた人がいたって話してくれたろ?気になってカウンターで聞いてきたんだ」
「何を聞いたの」
「葵の…前の…岡嶋さんがここで働いているそうだ」
「え…うそ…じゃ紘太に気づいて話しかけたって事?」
いや、考えられない…
離婚当時紘太は3歳で…そもそも紘太の事は二の次だった人が?
子煩悩のこの字もない人が?
7年振りに見た紘太に気づいたの?
「ありえない…」
渋々出席した幼稚園の入園式でさえ〝紘太どこにいるの〟と私に聞いた男が…
私に気づいて…そこから年齢的にこの子は紘太だと思った…それが一番しっくりくる
でも、あの人が…声…かけるかなぁ?
父が心配している…
「もう出発しよう、ここを出よう」
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