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『………。』
そんなあたし達を
横目で見る隼人。
『……何…隼人……』
『……。しっかり持てよ!
落としたら承知しねぇ。』
『…なっ……
わざわざ言われなくても
わかってる!!』
そんな嫌味なことを言うのは、
いつも隼人。
(そういえば……
隼人と優斗って、全然似てない
よね……。)
あたしはしっかりと
荷物を握り締めた。
―――…
あたしがこの双子の
奴隷的な存在になってしまった
理由……
それは――
一週間前にさかのぼる……
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