2話🍀始まり🍀

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  意地悪くにやにやと笑って こっちをみている奈美。     『…なっ……!! そんなんじゃ……ないけど。』     ――そう。   あたしには好きな人がいる。   あたしが所属しているバレー部の 先輩。     「一途ね~亜紀は。 一年の時からずっとでしょ?」     『うん……まぁ…ね。』     そのときに 学校の始まりを告げる 鐘が鳴った。     「あっ…教室行かなきゃ!! じゃあね、亜紀!!」     『うん!!』     あたしも教室へと 歩き出す。     (双子…かぁ……。)
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