2話🍀始まり🍀

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  ―――――――……   始業式も終わり……     解散の時刻。     あたしは鞄を手にとり、 教室を出ていこうとする。     そのとき。     ――バンッ!!     『――!?』     勢いよく目の前のドアが 閉められる。     『ちょっと待った!! 帰るの待った!!』     何かと思うと――   噂の双子が教壇の上に 立っていた。     『えーと…… ここで一つ連絡なんだけど。』     双子の一人、 橘隼人が話し始める。     『この一年、このC組は仲間だろ? ……ってことで、今日の晩 橘家でパーティーを開くんだ!』     (パ……パーティー…?)     教室内が一段と ざわざわとざわめきだす。
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