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本日もいつもと変わらぬ夜明け。
「皆さん、お疲れ様でした。昨夜から今朝にかけて何事もなく無事終れました。これも皆さんのおかげです。いつもありがとうございます」
夜明け前の西の空のすみっこに集まったお星さん達は、班長の言葉を聞いて、ホッとします。疲れている体のピカピカ度が少し戻ります。
「それではお疲れのところのすみません。引続き今夜の打合せです。今夜は、お月様のお休みの日です。いつも以上のピカピカを宜しくお願いします。では、ここまで何か質問はありますか?」
いつも通りだと質問もなく解散。でも、今日は違いました。
「班長、よろしいですか?」
珍しく声が上がりました。その声の持ち主の姿を見て、班長はびっくりしました。
「はい…って、えっ?えっ?あっ、あなた方は、大人気アイドルグループのGループ・流れボシーSの皆さんじゃ、あ〜りませんか!!なんでここにやはるんですか?!」
いつもは流れ星として、忙しく空を行き来しているGループ・流れボシーSのメンバー。でもなぜ今、この場にそんなメンバーがいるのか分からず、班長の頭はぐるぐるしだします。
「はい。今夜は七夕、織姫様と彦星様が一年に一度会えるステキな日。今回グループとして、少しでもお手伝いしたくって、やって来ました。あと夜明け前に皆さんが集まって、当日の晩の打合せみたいな事をされるって聞いたので、来たんです…なっ、みんな!」
リーダーがメンバーの顔を見ると、メンバーが頷き返します。
話を聞いる班長とお星さん達は、カッキーン…と緊張で固まってしまいました。それを見たリーダーは慌てました。
「班長、皆さん、なんで固まったんですか?大丈夫ですか!」
リーダーが班長の肩を掴んで、揺らしました。すると班長は、「あ"っ」とうめき声を出して、元に戻りました。班長のうめき声を聞いたお星さん達も、元に戻りました。その姿を見たGループ・流れボシーSのメンバーは、一安心しました。
一安心も束の間、急に班長の顔色が悪くなりました。
「班長、急に顔色が悪くなってますが、大丈夫ですか?」
リーダーが班長の背中を優しくさすります。班長は何やらぶつぶつ言っています。
「班長?どうしました?何をぶつぶつ言ってはるんですか?僕に聞こえるように言ってみて下さいね」
リーダーは背中をさすりながら、優しく班長に声を掛けました。
少しするとリーダーの優しい気持ちが伝わって、いつもの班長に戻りました。
「リーダー、私、大変な事をやらかしました!今夜が七夕ってこと、すーーーっかり抜け落ちていました!!リーダー、どうしよ?どうしよーーーーーーーーーーっ!?」
そんな班長の話し声は、いつの間にか叫び声と変わっていました。
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