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どうぞそちらもお幸せに
「さて、お遊びはこの辺で終わりにしようではないか。ヤヌシュよ、お主と我は契約したな。想い人の心をお主に向けたいという願いを叶えてやる為に我は惚れ薬を渡したが、のちに対価をいただくと。その契約を果たしてもらう」
「な、何を…………お、お前みたいな子供と契約をした覚えはない!」
「ふふっ、やはり欲深い人間なだけあって、物事の本質が分からぬ阿呆だったか」
「なんだと?!」
「お主の欲は実に心地よいが、少し黙ってもらおうか」
黒の魔女オブシダンはとても楽しそうに再度片手を掲げ、何かを握るように指をぎゅっと曲げる。
それに合わせたようにヤヌシュが自身の首を抑えて苦しみ出した。
「うっ…………ぐ………………~~~っ!!」
「どうだ、喋る事はできまい。ふふふっ」
ヤヌシュの息を止めようとしている……!
助けたいけれど、今の私は無力で白の魔女としての力はほとんど使えない。
それに本人に触れてもいないのにこうして力を使う事が出来る彼女を見て、私は力の違いをヒシヒシと感じていた。

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