演説

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演説

この世界に神がいて運命というものがあるなら、俺はその神を殺そうとしているだろう。 僕の身の回りに起きる事が全て運命だというのなら。 確かにこの世界にはちゃんとした神がいる。わたしは小さい頃からそう母に教えられてきた。自分でも、ちゃんといるという事が納得できる。だから、それについては問わない。だけれど、神と運命は別物だ。だから、神を恨む事はできない……
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