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帰宅
お互いドライブを十分に楽しんだ後ようやく海前に戻ってきた
俺たちは俺のアパートの前に止まった
「今日は楽しかったな また誘えよ じゃまた明日♪」
俺は晃に別れを言うと晃は帰って行った
部屋に戻った俺はすぐにベッドの上に寝転んだ
「『また明日』か……」
今日は日曜日……深夜から『夢』に行く事になるかもしれない……
しかし俺は生き残る……直美を守って生き残る……決意は固い……
俺は直美にメールした…内容は今日は何時に寝るかだ
俺は返事が来るまで晩飯を済ましたりボーッとして時間を過ごした
…………
俺は色んな事を考えてたらあるとてつもない失敗に気付いた
俺は自分に怒りと呆れた気持ちを同時に抱いた……
金曜日の2回目の『夢』……
俺と直美は寝る前にこの『夢』で生き残る事で頭がいっぱいだった……
そして気付かなかった……
深夜まで起きていれば『夢』を避けられた事を……
俺と直美は無駄に身を危険に晒したのだ
生き残れたから良かったものの笑い事じゃ済ませない……
「……ぅぅぁあああ!!」
自己嫌悪の挙げ句に叫び出した俺
ドンドン!!!!
隣の部屋からうるさいというメッセージが届き俺は黙った
泣きたい気分だ……いっそ気付かなければよかった……
じばらく俺は半端なく落ち込んだ……
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