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「はぁー……今月これで二回目よ、二回目ッ!!」
「ホントお財布痛いわ。」
友人の結婚式の帰り道。
私こと、薬師ミコトは小学生から友達のアカリと愚痴を撒きながらタクシーを待っていた。
ミコト「はぁ〜…人の幸せ程うらめしい物はないわ。」
アカリ「アハハ、この間の一件で仕事に生きるって電話してきの誰よ。」
アカリは家がお祓い屋をしているのを知っている数少ない友人で長い付き合いだ。
『薬師寺お祓い屋』それが私の実家だ。
占いや御守りの販売、祈祷を主に生業としている。
前回の事もきっかけとなりお祓いは本腰をいれて修行中だ。
同級生の中には「胡散臭い」と馬鹿にするやつも多かったが彼女はいつも味方でいてくれた。
性格は正反対のクールビューティ系だが、美人を鼻にかけずスーツをビシッと着こなし、10センチ以上も高いヒールで仕事するスーパーウーマン。
アカリ「しかも『ブス』に反応するとこ…突っ込み所ありすぎ。」
ミコト「…自分こそダメ男ホイホイじゃんよ!」
アカリ「あーー…そこ否定出来ないわ笑」
下らない会話に盛り上がってると、アカリのスマホが鳴った。

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