プロローグ

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 高校3年生から、日課となった新聞受けから新聞を取った。  今朝も朝早く起きた。  チュンチュンと雀のさえずりが心地よい。  空は今日も快晴。 「ちぇ……」  だが、晴れても気持ちがいい朝でも、関係はない。親からの言いつけで、俺は動いている。不都合な日課だ。  18で、早々と成人した。  20までの二年間の空白は、もう埋まることはないだろう。    俺が思いにふけっていると、寝耳に水のように、玄関のドアが勢いよく開いた。中からでてきた、母さんが焦って大声になった。 「世界のAIが、シンギュラリテイに到達したって!!」 「ふーん……」  玄関のドアから、母さんと父さんが観ていたニュースからの音声がまだ聞こえている。 「それでは、次のニュースです。本日、東京国際宇宙センターの志田宇宙開発研究グループから、アンドロメダ銀河で宇宙最古の超大型地球外知的生命体が発見されたようです。これによって、宇宙の研究は大いに躍進するでしょう」 ――――  アンドロメダ銀河  

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