Ep1.義弟の乱入!?

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 それなら何も自分と、昔から兄のように親しい向じゃなくても良かったんじゃないか。    そう思いながら紬はさっきから痛みはじめたお腹を、向に気付かれないようにテーブルの下で摩った。  「あはは。全く。紬ちゃんは何も分かってないなぁ。  僕、本気なんだけど。」  最初は軽く一笑した向が、途中から顔付きを変え、語尾を強調して紬と目を合わせた。  さすが極道。  今にもその目だけで人が殺せそうだ。  両肘を付いて顎を乗せ、まるで子供を説き伏せるように紬に語りかける。  「ねえ。———僕と結婚しよ?紬ちゃ……」  「それは無理な話だ、向。」  (——————え?)

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