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ご主人様が添い寝をご所望です
「え?今日から寝所を一緒に?」
「そうだよ。君には私の抱き枕になってもらいたいんだ」
目の前のご主人様はニッコリと微笑みながら、とんでもない事を言っている。
一緒に眠るって…………えぇ?!
無理。絶対無理だ。
ただでさえ恋心を自覚しているのに、一緒のベッドに寝たら眠れるわけがない!
「ふふっ。無理だって思ってるだろう?」
「え!え……っと…………はい」
「リック、難しく考えないで。近頃よく眠れないから君に隣にいてもらいたいだけなんだ」
「眠れないのですか?!」
なんてことだ……まさかクロード様が不眠に悩まされていたなんて……!
主人の体調の変化に気付いていなかったとは、使用人として失格だ。
「君の匂いはとても落ち着くんだよ。私へのご奉仕だと思って」
「そういう事ならばお任せください!きっとご奉仕してみせます!」
ご奉仕という言葉を言われると、俄然やる気が出てきてしまうな。
俺の出来る事なら何でもしてあげたい。
これは夜が楽しみだ……そんな事を思いながら、夜を迎えたのだった。
――――コンコン――――
「リックです」
「どうぞ」

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