囚われの姫

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   ……何年ぶりになるかしら。  こうやって顔を合わせて話せる日が来るなんて。  ひさびさね、亜美ちゃん。  最後に話したのは、あなたが結婚するより前のことだから……そうね、もう三年ぐらいは経つのかな。  結婚式には参列できなくてごめんなさい。お姉ちゃん、あのときはどうしても顔を出すことができなかったから。  今日は、お祝いの意味も込めて挨拶しに来たんだ。  亜美ちゃん、ご出産おめでとうございます。  本当によく頑張ったね。大変なときに助けてあげることができなくてごめんね。お姉ちゃん反省しているの。長い間、寂しくさせてしまって。  あんなに甘えん坊だったあなたが、ひとりで赤ちゃんを産んだなんて、なんだか嘘みたい。不思議ね。涙があふれてくる。  名前は樹里亜ちゃん、だっけ?   小さい頃のあなたにそっくりよ。もちろん、双子の姉の私にもね。  こうしてまた会えるなんて嬉しいわ。夢にも思っていなかったから。  ……え、どうしたの?  そんなに驚いた顔をしなくたっていいじゃない。  ひさびさの再会を祝して、ゆっくり話しましょうよ。  あなたの小さな赤ちゃんも、まだぐっすりと眠っているみたいだし。  そうね、懐かしい昔がたりなんてどうかしら。  あなたが私を刺した、あの日までの話よ。

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