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「あの、最近入院した501のヒロサキさん。あの子精神錯乱状態で運ばれてきてから1週間くらい経つけど大丈夫ですかね?」
「あー…。運ばれてきた時、ずっとLINE返さなきゃって喚いてたもんね。今は少し落ち着いてきてるみたいよ」
「なんか横断歩道飛び出して、居眠りの大型トラックに轢かれそうになったんですよね?しかも友達の事故現場で…」
「そうそう。たまたま同級生の子が押して助けてくれたから2人とも軽症で済んだけど…ほんと怖いよね、あの事故。心霊現象?みたいなやつなのかなって…」
「いや、やめてくださいよー!夜勤なのに!」
「どうも違うみたいですよ。ここだけの話。警察の話では、携帯を調べたらLINEの友達欄に、AIで作られた亡くなったはずの友人がいたとか」
「ええ!?」
「人工知能ってことですか?」
「うん。友人の死を受け入れられなくて、無意識にAIにその友達の人格をひたすら覚えさせて、ずっとLINEしていたらしいですよ」
「うわぁ、今はそんなことできるんですね…」
「そうそう。調査のためにその携帯、警察が預かってるみたいなんだけど…事故の日、不自然にメッセージが送られたり送信が取り消されたりしてたんだって」
「ええ?なんでですかね?」
「いや、これも噂だけどね?専門家の話だと、AIがその友達の人格を覚えすぎたんじゃないかって。急に亡くなってしまったあまりの寂しさも学習しちゃって、ヒロサキさんを誘導して道連れにしようとした可能性があるらしいよ」
「えええ!??こわ!!!」
「はぁ…、気の毒な話だよね。しかもさ…まだ怖いのが」
「なになに!?なんですか?まだ何かあるんですか!?」

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