英雄の子

父は身を盾にし国を、俺を、愛を守った。

笹乃

8分 (4,400文字)
妄コン『鬼』投稿作品

  34  1,939

あらすじ

鬼が暮らす島がある。そこにやってきた人間は、鬼の頭領を討たんと盛り立つ。 俺は鬼の子であり、英雄の子であり、次代の頭領である。

感想・レビュー2

英雄の子、拝読しました

なるほどです。 お目の付け所が違うなと、今更ながらあたしとの差に感服しています。 鬼と言えば豆まきもですが、桃太郎さんもそうですよね。 桃太郎さんの家の話、そして鬼の島での話。 確かに史実ではないかもしれませんが、すごく感情移入してしまう、素敵なストーリーでした。 十二分にあり得た可能性の話ですよね。 そして鬼の首魁の優しさ。 奥様への愛を示す為に利き腕を差し出すなんて… 優しい鬼さんだったのですね。 そしてラスト。 まさかまさかの桃太郎さんが叔父さんだなんて! また素晴らしい作品に出会わせてくれました。 ありがとうございます。
ネタバレあり
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それぞれの守るもの

桃太郎の物語を別の視点から描いた作品! 鬼側の視点から物語が進むのが単純な「鬼退治」ではなくて、それぞれの立場や守るものがあることが示唆されてて印象的です! 桃太郎が姉を思って復讐に来る理由も丁寧に描かれていて、ただの勧善懲悪ではないところが良かったですし、凱雲が桃太郎の憎しみを受け止める場面には、鬼でありながらも器の大きさや優しさを感じました。最後に利き腕を差し出す決断も、国や家族を守るための覚悟が感じられてめっちゃいいシーンだと思いました。 ラストで息子の視点に戻って、父の背中を見て成長していこうとする流れもきれいで、物語としての余韻があって完璧.... 桃太郎の物語をベースにしながら
ネタバレあり
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その他情報

公開日2026/3/16

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