王子誕生
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分娩室から個室へとうつされた。 王子はあの暗いトンネルを自らの力でぬけてきた。 そうとう体力つかったのだろう。 死んでいるかのようにビクリともしない。 今日から私はこの子の母親… なんか…不思議な気持ち どこかで… 誰かに… もらってきたような感覚だ。 フンギャー!と…王子が泣く オムツが濡れている。 はじめての訴えてだった。 そして… 王子の生活がはじまる。
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