62.イーサンSide——待ちきれない

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   家令たちにもメイドにも、張り切って準備をするように伝えた。    最愛の人が、3年ぶりに俺の元に帰ってきてくれた。  通りに飛び出して行ってでも出迎えたいぐらいだ。 「あっ!アーニャだ」  ほら、いわんこっちゃない。  こんな馬車の往来の激しい通りで、あんな綺麗で可憐なレディが渡れるわけがない。  馬車で来なかったのか? 「おーい!アーニャ!」    俺は通りに足を踏み出した。

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