粧う《よそおう》

あなたは私にとって、はじめてのひと──。

柊木 湊

ミステリー 完結過激表現
43分 (25,250文字)
2019年に書いた未発表の作品です。(2026.07.07.)

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あらすじ

【あらすじ】  瓜田克彦は、ある日、元同僚の森実とその妻に出会った。  妻の美映の美しさに心が惹かれるが、リスキーな真似はしたくない。  そんな折、美映からメールが届いた。 《会いたいです。昨日のカ

感想・レビュー5

指環は喜んでいると思います。

湊先生初の連載作品『粧う』拝読しました。 読み終えて最初に感じたのは、『悲しく、切ない純愛』でした。 読み進めて行かないとタイトルの『粧う』に辿り着けない、嬉しくも楽しいもどかしさを感じました。 なるほど、『粧う』とはそう言う意味でしたか! 美花さんの登場がそうでした。 あたしも勧善懲悪の作品は書きますが、湊先生のように、良い意味で蜘蛛の巣のように張り巡らされた伏線回収はさすがだなと思います。 全てが一度壊れたけれど、瓜田さんの温かな気持ちが、再び美花さんとの恋を紡いでいく。 素敵なことだと思いました。 昨今のニュースでは、DVに端を発する事件が見受けられると聞きます。 現実にフィクションを絡
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唯一の難点

完結お疲れ様でした。 物語の1ページ目から最終ページまで、全て面白かったです。 ただ1つ難点を挙げるならば、美映を粧った美花が瓜田にメアドを渡したシーンです。 最初に瓜田が美映に会った時、彼女は美花ではなく美映本人でした。その時、お互いに惹かれ合ったとしても、その時点で美花は部外者です。 だから瓜田が2回目に美映を粧った美花と会った時、美花にとっては瓜田とは初顔合わせだった筈です。 それなのに予め連絡先のメモを用意していたと云うのは、ストーリーの整合上、不自然ではないかと思えます。 なので、このシーンは改正の必要があるのではないかと愚考します。
ネタバレあり
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幸運の貯金

柊木さまの作品を連載で読むことができ、大変楽しみな毎日を過ごすことが出来ました。 さて。 ミステリーの役割と結末。 これに関し、徹底された温度管理が見事な終章に導かれたのだと思っております。 謎や疑心、怒りや愛情といった、描写に忙しい感情ですらコントロールされていて、さすがの筆致を堪能することができました。 中でも、主人公の感情起伏については、愛した相手への尊重がしめやかに且つ重厚に描かれており、それでも胸焼けしない文学的比喩が読み手に心地よさを与え続けていた。 これが素晴らしい点の一つだと声を大にして伝えたいですね。 主人公なのだからメインに感情を吐き出し、読者を煽るのもよいでしょう。しか
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その他情報

公開日2026/7/7

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