雨音にゆらぐ

あなたを過去形にする愚かさが──。

柊木 湊

青春 完結
6分 (3,333文字)
超・妄想コンテスト『雨の告白』参加作品(2026.07.04.)

  48  1,090

あらすじ

【あらすじ】  恋人に別れを告げられた恭香。  雨の降る中、庇下で、想いが語られる。  彼女は恋を違うものに捉え、彼は恋の儘を通した。  雨音にゆらぐものは、きっと一途な過去形。  青春とは、不可解

目次 ・ 全1エピソード

7ページ

感想・レビュー2

感想?です

柊木さま🍃 いつものように流れるような美しい文体に惹き込まれながら読んでました🥹 誰もがときめくはずの『恋』を中心に話しが進むも、どうやら様子がおかしい… 主人公、恭香の内面が明らかになるにつれて歪んだ心情が露呈していく(意味あってますか?💦)… なんとなく恭香の気持ちわかる気がするのは わたしが捻くれてるからなのかも…?😅 『知らない』『わからない』ものを理解しようとして自分の『恋』すら破壊しようとする恭香はともすれば残酷に思えますが、『知らないことは理解できない』と至極当然のことを考えてるようにも思えます。 でも、実際の恋はわからないことを手探りでわかっていくのが楽しかったりもす
ネタバレあり
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静かな雨音のような、彼女のこぼす涙の訳は..

恋は盲目。だからこそ私は、この恋の始まりも終わりも全て、心の目を開いて自分でシナリオを書きたい。 けれど、そこまで私は強くなかった.. 恋をしてそれが成就されると、愛されること、大切にされることに心と体が喜びで満たされ、これが全てだと思う反面、溢れ出る幸福感に溺れてしまいそうになる自分がこわくなってしまう。 この恋が終わってしまったら.. いつかは受け入れなければいけない感情を、進行形の恋の中で敢えて感じようとしてしまう主人公の心情が、ひっそりとこぼす涙のような静かな雨音に感じられて。 なんともしっとり切ない余韻の残る作品でした。
ネタバレあり
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その他情報

公開日2026/7/4

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