ホラ話

その話、本当にホラ話ですか?

不幸中の幸い

14分 (7,999文字)
作り話として聞くうち、空気が変わる怖さを感じ取って頂ければ幸いです。

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あらすじ

水瀬市立南中学校の同窓会が、旧市街の割烹旅館「潮乃家」で開かれた。 四十三歳になった元同級生たちは、酒と昔話で二十五年以上の空白を埋め、 夏の余興として百物語ごっこを始める。 一通り話が回ったあと、記

感想・レビュー3

笑われたホラ吹きの復讐――百物語の夜、語りは現実になる

 同窓会という身近な舞台から始まり、百物語をきっかけに空気が少しずつ壊れていく展開が秀逸でした。  吉崎のホラー話は「作り話」と思わせながら、ボールペンによるミスリードで読者の緊張を一度解放し、その直後に本当の恐怖へと引き込む構成が見事です。  終盤では、吉崎が復讐に至った理由が「過去に助けを求めたのに笑われたこと」だと明かされ、単なる猟奇ホラーではなく、人の何気ない悪意や集団心理の残酷さが招いた悲劇として胸に刺さりました。  ラストのライブ配信の場面は映像が目に浮かぶほど臨場感があり、静かに迫る吉崎の姿が非常に不気味でした。「ホラ話って、言ったじゃん」「終わった話だから、話せるんだよ」
ネタバレあり
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めっちゃ最高な作品でした✨️

同窓会の酒の席、最初は「昔こんなことあったよね」「これ嘘だけどさ」というような“ホラ話”として語られ始める。 読んでいる側も「あ、ただの嘘話か」と油断させられるのですが、語りが進むにつれて徐々に空気の温度が下がっていき、「……え、これって本当にホラ話か?」という疑心暗鬼に囚われていく心理演出がめちゃくちゃ効いています。 同窓会というどこか心地よいアウェイ感が混ざり合う空間で、大人たちが怪談を語り合うという設定そのものが不気味さを引き立てています。 酒が入った場特有のちょっと浮ついた空気感と、話が進むごとに逃げ場がなくなっていくような閉塞感のギャップが絶妙で、嫌な汗をかくようなジワジワとした
ネタバレあり
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ホラーっぽいというか

ホラーです。怖い。 賑やかな同窓会から、だんだんと不穏になっていく空気感が良いです。結末は、因果応報。罪と罰の釣り合いが取れているかは誰にもわかりませんが。冒頭から引き込まれるお話でした。間に合わない描写も雰囲気に合っていて良かったです!
ネタバレあり
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公開日2026/7/18

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