暗闇の向こう側に

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涼から電話で秋子の訃報を聞かされた冬子は部屋で訳も分からずに待機していた。 一昨日の晩に秋子から付き合いをしている彼氏と旅行に行ってくると言われ、これまでに男性と付き合いが無かった秋子にもやっと幸せな日々が訪れると冬子は期待して、よろこんでいた。 それなのに、今のこの状況はなんだろう。 冬子は深いため息をついた。
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