暗闇の向こう側に

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車が町の中を五分くらい走っただろうか、古い城下町に入っていた。 道沿いには御堀の跡と思われる川が流れている。 雨が降っているせいか川の水は増水しているみたいだ。 城下町はどこも同じつくりをしてると涼は辺りを見回していた。 しばらくすると車が停車した。 「目的地到着。」 悟郎がエンジンを止めて言う。
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