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悟郎は涼に説明を始めた。
「事件があったと思われるのは、昨日の早朝。死体が発見されたのが朝の六時頃だったらしいから、それより前だと思う。この辺りの新聞を配っている学生の証言だと、四時頃には死体はなかったそうだ。」
「やけに詳しいな」
かなり、詳しい説明に涼が驚いて聞く。
「警察に知り合いがいてな。」
得意気味に悟郎が返す。
「どうせ、女だろ?」
「誰でもいいだろ」
図星だったらしく悟郎は笑っていた。
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