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そのまま月日は流れ
いつの間にか
高校生になっていた
葵も俺と同じ高校に通っている
でも中学までとは違い
二人で一緒にいる時間が
少なくなっていた…
それでも火曜日だけは
一緒に帰る日と決めていた
昔から変わらず
葵といる時間は
たわいのない話でも楽しく
意地もなにも張らず
素直な自分でいれた
俺は気持ちを伝えようか
ずっと迷っていた
でも…
二人の関係が
崩れてしまうんじゃないかと
恐かった…
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