交わることのない恋…

幼なじみ

高2の秋

想わぬ出来事が起きた

それはある火曜日のこと

いつもと変わりなく

二人で帰り

葵を家まで送っていった

でも葵は家に入ろうとしたとき

こちらを向いて

何か言いたそうだった

俺が「んっ？」と言うと

葵は「…何でもないよっ！　　　　　　じゃ➰バイバイ！」

と言い家に入っていった

何だあいつ？と思いながらも

俺の思い違いか

葵の表情は

どこか淋しそうに見えた
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