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先生が静かに話しだした
先生:
「悲しいお知らせがあるん
だが、中道葵さんは親の
都合により今日、転校す
ることになった。」
……
…えっ?
何だよそれ…?
そんなことあいつは何も…
俺は立ち上がり
気がつけば走っていた
葵の家に
あいつにまだ伝えてないことが...
こんなに葵の家が
遠く感じたのは初めてだった
そしてようやく
葵の家に着いたが
もう出ていったらしく
中はものけのからだった…
俺は脱け殻のように
そのまま家に帰った
ふとポストの中を見てみると
一通の手紙が
葵からだった
俺は慌てて手紙を開き読んだ
ところどころ
文字がにじんでいる部分があった
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