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蒸し暑い体育館で、終業式が行われていた。
《えぇ~明日からいよいよ夏休みにはいります……》
校長の長い話しは、僕の意識を遠くさせる。
《ダラダラした生活を送らないように!!以上。》
やっと校長の長い話が終わり、僕の意識はかろうじて戻ってきた。
《では、これで終業式を終わりにする。》
僕はようやく涼しい教室に帰ってこれて、喜びを感じた。
そして、直ぐに通知表が配られた。
《う~やばい》
幾人かの男子が撃沈した。
僕はと言うと、奈緒に英語を教えて貰ったお陰で、どうにか苦手な英語をクリアーできた。
「これで、夏休み遊べるぞ~」
僕は伸びをしながら外をみた。
青空には、大きな入道雲が浮かんでいた。
「よしっ、やるぞ~。」
僕はそう呟き教室を後にした。
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