夏休み突入

6/51
1679人が本棚に入れています
本棚に追加
/1269ページ
「よし、じゃ行こうよ!」 僕は入口を指差し言った。 奈緒は二人にチケットを渡した。 《よし、遊ぶぞ》 僕等四人は、そう言いプールに向かった。 僕と拓哉は急いで着替えて、奈緒と晴香を待った。 拓哉は周りをキョロキョロと見渡していた。 「ん?どうした拓哉?」 僕は拓哉の見ている方を見ながら言った。 拓哉はちょっと興奮気味だった。 「あれみろあれ?」 拓哉は僕の頭を無理矢理動かした。 「ほら、あの娘!超可愛くね?……俺ちょっとこえかけてくるわ!」 拓哉はそう言っていってしまった。 「ちょ、待てよ!!」 拓哉は僕の静止の声を無視していってしまった。 そして、拓哉がちょうどいってしまった時に、奈緒と晴香がきた。 《お待たせ!》 僕は二人に見とれてしまった。 「……あ、やっときた!?」危うく鼻の下を伸ばしきるとこだった。 僕は知り合いの女の子の水着姿なんて、学校の水泳の授業以外で見た事が無かった。 「ちょ、ちょっと見すぎです。」 晴香は恥ずかしそうに奈緒の後に隠れてしまった。 二人並ぶと、晴香の方がちょっとだけ胸があった。 しかし、どちらともかなり良いスタイルをしていた。
/1269ページ

最初のコメントを投稿しよう!