夏休み突入

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「ねぇー拓哉くんは?」 奈緒は周りを見渡した。 僕はギクッとした。 「えっ、さぁ…。わ、わからない……トイレだと思う。」 さすがにナンパをしに行ったとは言えなかった。 …しかし、奈緒にはばれていた。 「みやびが、噛むってことは違うな?正直にいいなよ」 僕は嘘をつく時はも噛んでしまう。 しかも顔に出てしまう。かなり不便だ。 「…くっ、おまえにはかなわねーよ、なんか女の子に話し掛けに行った。」 僕は取り敢えず遠回しに言った。 奈緒もわかってくれたのか、晴香と話始めた。 「あぁ~冷てぇ~、やっぱり夏はプールだな。」 僕は一人、プールに足だけ入れて寝転んで空をみた。 太陽はまだまだ低かった。 「朝でこんなに暑かったら、昼はどうなるんだ?」 僕がぶつくさ言っていると、頭の上に誰かきた。 「ん?…おわっ!!」 奈緒であった。 僕からのアングルだとかなりやばい光景だ。 「男子高校生には刺激が強すぎる…。」 僕は自分の思った事を口にしてさまった。 それを聞いた奈緒が…
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