サクラ
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俺が学校に向かって走ってる最中。 俺の真横にリムジンが俺と同じスピードで走ってきた。 そして、窓が開いた。 「やぁ!」 開いた窓から笑顔で手を振ってる麗矢だった。 「お前!」 「黎堵。走らないと間に合わないぞ」 「誰のせいだと思ってる!」 「………」 麗矢は無言のまま窓を閉め車のスピードをあげて黎堵を抜かした。 「何で!無言でスピード上げるんだ!あとで、殴る!」 そう言って黎堵は走り出した。
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