友くんの手紙はいつも厚かった

厚い手紙をくれた小さな友達。最後の一通だけが、なぜか薄かった。

海乃しずく

11分 (6,241文字)
「あつい」コンテスト、参加作品です。

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あらすじ

図書館司書を目指す大学生の夢子は、児童書を取り合った小学五年生の友くんと文通を始める。 少し生意気で理屈っぽい友くんから届くのは、便箋七枚を詰めた厚い手紙。そこには、楽しい文章と、古い車「ヨボタン」

目次 ・ 全1エピソード

7ページ

感想・レビュー1件

ヨボタンよ永遠に

読み終えて涙がじんわり滲む作品だった たぶんヨボタンは友くん。 ヨボタンはエンジンを交換すればまた動き出せるけど 友くんは自分の現実に明るい気持ちは無い。 今の時代にアナログな手紙で交流を深めた年の離れた2人、 夢子は友くんにとってそんな心情を吐き出せた数少ない友達なのだろう。 夢子は司書採用試験に合格したが友くんはもういない。 図書館に行けば何時でも大事な友達・夢子に会えます様にと祈ったのか…ただ合格を祈ったのか…友くんのおまじないは このままずっと秘密のままだ。でも、 ヨボタンを読んだ人の心の中でヨボタンは今日も元気に動き回るだろう。 ヨボタンを皆が読む傍で夢子と一緒に友くんも笑顔でいる筈
ネタバレあり
・3件・2件

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公開日2026/8/14

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