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ついこの前までどこか憎たらしく感じていた会話を自分がしていると思うと妙に笑えてくる。
『先輩、何笑ってるんですか?』
『いや別に…』
『ふぅ~ん…』
そして彼女が当時行きたいと言って結局企画倒れになった遊園地に着いた。
『先輩!あれ乗りましょ!あれ!』
『わかったわかった!』
『きゃ~!すっごい!』
彼女も遊園地に来たのは久しぶりらしく、想像以上に喜んでくれていたみたいだ。
『あぁ楽しかった!先輩?ご飯食べに行きませんか?私お腹すいちゃった…』
『そうだな!行こっか?』
理由を聞くにはちょうどいいと思い、僕と彼女は晩御飯を食べに行った。
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