ふたたび

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最初はまた閉鎖病棟だった 重い扉を閉められて 窓は鉄で逃げれないようにしていた また持ち物検査をされて 部屋に入らされた 隣を見てみると 同い年位の女性がいた 話を聞いたら 俺と同じ病気だった 俺は 「なぁ ここ煙草吸えないんだぜ」 そういうと女性は 「旦那に煙草持って来てもらって トイレで吸えばいい 歯磨きも忘れないでね」 そういうと 俺に煙草を差し出してきた トイレの換気扇がある所でふかした うまかった そんな中ちくられて 煙草は没収されたが もう解放病棟に移る事となり 女性は退院することとなった その間地獄だった 話が通じないおばさん 残飯を握り飯にしていて みんなに配るおばさん 幻聴がひどく暴れている女性 生き地獄だった 解放病棟に移った俺は 煙草を吸っていたら また仲間が寄ってきて 楽しくしていたが デイケアーに病棟から行かないと行けなかったから デイケアーの作業をもくもくし デイケアー塔で煙草を吸っていた 二週間の入院生活だった… そしてお母さんが待つ家に帰った
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