発病

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その頃の友達は みんなやくざ絡みで バイトも テレクラの受付をしていた 家が嫌でしかたなかった 飯さえ食べれない暮らし いくら働いても 男と女の声はする 家をでる事にした 最初はテレクラのマスターの家 幻聴が聞こえて 友達の家にころがりこんだ 友達の家はシンナーが置いてあって 毎日吸っていたら 幻聴が止まった でも友達も男ができて 俺をやっかい者としてきた それから 家に戻ると マスターから電話があったらしく 「この子は早く病院に行かないと 死んでしまうから あそこの病院がいいから 早く連れ行って」 と 電話があったそうだ 俺は半信半疑で 母親と病院に向かった
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