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聞き込み
決心した次の日彰は学校で友人に声をかけた。
「おーい長月ー」
彰は友人である長月幸路に声をかけた。
「彰か・・・文月の事は残念だったな。」
長月も真也と仲がよかったのだ。
「その真也のことなんだけど、なんか知ってることないか?」
「お前もしかしてあの事件を調べるつもりなのか?」
「うん・・・」
「やめておけ無理だ」
[なんでだよ!]
「だって警察でも見つけれないやつなんだぜ。そんな奴を見つけれないだろ」
「そんなのやってみないとわかんないじゃん」
「わかるよ無駄だできっこない」
「もういいよ長月んじゃな」
これ以上言い合うのは無駄だと思ったので彰は去った。
その時長月の顔が淋しげだったのを彰は見逃してしまった。
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