…現実…

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あいつにとってあの人の存在は大きい… 多分俺よりも大きい… あいつに会えない日曜にあの人に会いたいってあいつに言われた… 俺とは会わないのに… あの人には会うのか… 物凄い嫉妬に駆り立てられた… そんな人に会いたいと言われてダメだなんて俺に言えるわけがない… 言ったところであいつは会いに行くだろう… 正直辛い… 泊まりがけなんて尚更… あいつとの関係を終わらせるのならこの指輪を捨てたらいい… それであいつが幸せになるのであれば俺は捨てるだろう… でもあいつを失うことはいまの俺にはできない… あいつを本気で愛してしまったから… あの人と今の関係をあいつが終わらせれるのなら 今まで以上にあいつのことを考えるだろう… あいつとの未来だけを考えるだろう… あいつをこの手で幸せにしてやりたい… その気持ちは今もかわらない…
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