~運命~

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教室に着くと皆は今日の来る人の話題でいっぱい。ある女子は『かっこよかったらいいなあ~』とか『ブサイクだったらドン引きだよね??』とかいろんな事を言ってる。私は気にせず自分の席に座った。先生が教室に来た。『皆おはよ。知ってる人がいると思うが今日うちのクラスに新しい子が来る。皆仲良くしろよっっ。松坂入って来い。』聞き慣れた名前。私は一瞬ドキっとしたけどそんな訳ないと自分に言い聞かせてた。 『松坂将です。イギリスから帰って来ました。よろしく。』ええ~びっくり度が頂点に達した。自分01人で顔を真っ赤にさして,心臓がバクバク言ってる。『おい。おい聞いてんのか??桑原!!』私はボーとしていて先生の声で戻った。 『はい…??』 『桑原の隣りが松坂だからな!!教科書とかは始め見せてやれよ。』まぢぃぃ。何で隣り!?内心嬉しさと緊張感が混じりあって先生の顔も見れない。すると…『桑原さん。よろしく』と将が言って席に座った。私はとっさに…『覚えてる??私桑原怜!!家が近所で家族ぐるみで仲良かった…』すると『覚えてない』将の言葉に血が引けてった…覚えてない。その一言がとても辛かった。
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