~運命~

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覚えてない。なんだ~私の事覚えてないんだ!!辛い。休みの15分間01人で机に頭を伏せてるとき『ねぇ~教科書見せて。もう授業なんだけど。』えっ??もう時間!?どんだけ私悩んでいたんだろぉ~!?『あっごめんごめんはいっ』顔を見れずに教科書を机の真ん中に開いた。私!!しっかりしなきゃ!!覚えてないのは当たり前なのに…『あんたさ~ボーとするの好きだね!!』突然将から言われてビックリした。『えっそう??ボーとなんかしてないよ』顔も見ず言った。『ふう~ん』何か将は変わっちゃったな…もっと優しかったのに。お昼になると薪が近付いて来て『見て見て松坂君の事見に他のクラスから見に来てるよ!!』私は廊下を見た。女子は騒いでる。『やばい超イケメンぢゃん!!』とか『外国から帰って来たんでしょ!?まぢ惚れるわ!!』とかいろいろ言ってる。私はそれを聞いてちょっとイライラした。将は私の事忘れてるのに何でイライラなんかするの??こんな恋辛いだけぢゃん。そう想うと涙が出た。私はやばいと思い教室から中庭に走った。『ちょっと怜!!どうしたの!?』薪が叫んでも私は足を止めなかった。こんな恋辛いよね…しない方がいいのに…将は私の思い出忘れてるのに…涙がポロポロ出て来た。 『お前何で泣いてんだよ!?怜ッッ!!』えっっ!?この声は将だよね…後ろを振り向くと将が立っていた。『かわんねぇ~な!!お前。いつも泣いてばっかぢゃん。』
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