606人が本棚に入れています
本棚に追加
/291ページ
私たちは駅前の居酒屋にいる。
ライブが終わると、いつもこのお店で打ち上げをしているのだそうだ。
ヒロは当然の事、他のメンバーとお手伝いさん?の人達も一緒だ。
そこに私も参加させてもらっている…
と言うわけで、店内はものすごくにぎやかだ。
「ヒロって、ギター弾いてると別人みたいだね」
「そう?どんな風に見えた?」
「なんか…クールって感じ!」
「クール…じゃあ普段は??」
「そうだね~…頼りになるって言うか、お父さんみたいな!」
「なんだよそれ…俺はおっさんか!」
ヒロは私の頭を小突く。
最初のコメントを投稿しよう!