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そして俺はそのままその帽子を身に着けた。
「うん、思ったとおり！ヒロ似合ってるよ！！」
「う～ん、そうか？」
「似合ってる似合ってる！！」
自分では帽子が似合うなんて思った事ないけど…
アヤが言うなら少しは自信がついたかな？
「じゃあ俺も…はい」
俺はふところに持っていたプレゼントをアヤに渡す。
「ホントに？嬉しい！」
「いつも外で待ってくれてる時寒そうだったから…」
俺があげたのはシンプルな手袋。
アヤに似合いそうな赤い色のものだ。
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